
AdobeCCを使い始めてから、どうにもiMacの動きが遅い。MacOSをダウングレードして調子良いと思っていたものの、それでも冷静に考えると全然遅い訳で、作業内容や扱っている容量の違いがあるとはいえ、Windows98+Photoshop4.0位の頃のほうが、まだマシだったんじゃないかと思うくらい遅い。
ということで、外付けのSSDを起動ディスクにして高速化を図るプランを実行。この方法は少し前に教わったんだけど、USB3.0以上が必要という条件を満たしていないと勘違い(そもそもUSB 3.Xがよくわからない)してて、あらためて調べてみると実行可能ということが分かり、やってみたら、メチャ簡単&効果抜群だったという話。
SanDisc Extreme SSD
まずは、SSDの手配から。とはいえ専門的な知識があるわけもなく、経験者さん達のブログを読み漁った結果、SSDはSanDisk製Extremeに決定。バッファロー製のほうがお手頃価格でしたが、こういうのって機器ごとの相性があるらしくて、SanDiskに決定。まあ人間もそうだよなーなんて思いつつ、到着を待つ。
SSDが届いたのが金曜日の夕方、その日の業務を早めに切り上げて、念の為に全てをバックアップしてから、早速作業をスタート。
APFSフォーマット?
今回の作業は本当に簡単なんですが、唯一解らなかったのがこれ。最近のMacが要求するらしい「APFS」という形式でフォーマットする必要があるらしいのですが、何もしない状態だと「APFS」は、出てこないのだ。

結論としては、左上にあるアイコンから「全てのボリュームを表示」を選ぶと出てきます。初めに「Mac OS 拡張」でフォーマットした後に「APFS」で再度フォーマット。(Mac OS拡張でフォーマットすれば、勝手にAPFSになる気もする)
フォーマット後の作業手順
フォーマットが終わった後の手順としては、普通のOSインストールと変わりません。普通にMacを終了して、次に「コマンド+R」を押しっぱなしで起動させます。起動後に「TimeMachineから復元する」を選択、もちろん起動ディスクには先程フォーマットしたSSDを指定。あとは待つだけ。だいたい1時間前後という感じで終了。
「TimeMachineから復元せずクリーンインストールせよ」的なブログも見かけましたが、個人的には「TimeMachineから復元する」でも、特に問題ありませんでした。むしろ全ての環境が、そのままなので楽チンです。
OS Mojaveだと、SSDとの相性がどうのこうの、でもアップデートされたので大丈夫ってブログも、それぞれ見かけましたが、特に問題なし。(現在10.14.6)
SSDは効果てきめん
まだ3日しか経っていないのですが、とりあえず起動は速いし、イライラの根源だったAdobeCC系の起動もプレビューも書き出しも何もかもが速い!遅いのは僕だけ!(それは仕方ない)
1時間チョイに15,000円チョイで、まるっきり別物といった印象。これまでのイライラはなんだったのか。iMacを外付けSSD起動にした人全員が言う「こんなことなら、もっと早くやっとけば良かった」これですよ。
後で思ったのはデータのストレージとしては、これまでのHDD(別に壊れていない)で良い訳なので、SSDは別に1TBじゃなくて、500GBでも良かったんじゃないかという点くらいですかね。(TimeMachineは勝手に全てのバックアップを取ってくれます)
導入を悩んでいる方、USB 3.0以上という条件のみクリアしているのなら、すぐにやったほうが良いですよ。
