アジアンタイヤ(ナンカン)を15ヶ月ほど使ってみた感想

プリウスのタイヤをアジアンタイヤに替えました。15ヶ月以上経った感想としては何の問題もありません。高速道路も雨の日含めて、全然アリだと思います。

もはやアジア製の全てが、安かろう悪かろうとは言い切れない

アジアンタイヤの存在は知っていましたが、特によくも悪くも興味がありませんでした。MAXXISやKENDAは、マウンテンバイクで使っていましたが、クルマのタイヤとなると、さすがにちょっと考えますよね。

ちなみに、トヨタやメルセデス、BMWが純正装着タイヤの一部に韓国のハンコックを採用しているそうです。政治的な理由もあるかもしれないけど、もうそういう世の中(アジア製=安かろう悪かろう)ではないということではないでしょうか。スマホやパソコン、家電なんかは既にそうですよね。ついでに、メイドインジャパン=高品質とも限らない時代になっているのも確かだと思います。日本人でもいい加減なひと、皆さんの周りにもいますよね?

それなりに考えてナンカンタイヤをチョイス

なんて言いつつも、どんなアジアンタイヤも抵抗ないってことでもなく、僕が選んだのは、随分前から存在を知っていたナンカンタイヤ。ナンカンは台湾のメーカーで、ナンカンは他のアジアンタイヤより少しだけ高価だけど、自転車の感覚だと台湾と中国は違うと思うし、ゴム製品だから中国より台湾のほうが日本の気候に合っている気がした。

でも、レビューを見まくった限り、ひび割れを指摘するレビューが目立つ。耐候性がイマイチなのかもしれない。ちなみに我が家は青空駐車なので、耐候性は気になるところ。まあ、これに関しては時間が経たないとわからないし。ひび割れの箇所や程度にもよりますからね。

いわゆる経年劣化より先に摩耗が先に来るひと(たくさん乗り回すひと)は、あまり気にしなくて良いのかもしれない。

ちなみに、僕が選んだのは、ナンカンのECO2+という、エコタイヤ。パフォーマンス的にはやや劣るんだろうけど、燃費や耐摩耗性が良い方を選びました。

ネットで注文〜交換は自分で選んだ整備工場で

オートウェイのWEBサイトで注文。PayPay支払いはアプリのみだった。近所の整備工場を指定して直送。同じWEB内で持ち込みの時間も指定できる。

組み替え/バランスは一律料金(サイズや扁平率により違う)で、廃タイヤ処理料は別。今回はバルブの交換も勧められたので、素直に従った。アジアンタイヤだし、持ち込みみたいなもんだけど、全く嫌な顔もされず大人しく待ってる間に交換は完了。

で、アジアンタイヤどうなのよ?

冒頭で書いている通り、15ヶ月以上使った感じでは特に何も感じない。ひび割れも特に目立ってないし、グリップ感に不安を感じることも、ウエット性能が低くて高速道路で怖い思いをしたとか、走ってたら突然パンクしたとか、外れてタイヤだけが走っていったとか、当たり前だけどそういうことは全くない。というよりタイヤを交換したことなんて、いつまでも覚えていないもんだ。

アジアンタイヤを全ての人におすすめするか?と聞かれると、それは正直わからない。というのも、僕は一般的な日本人よりクルマの自己管理は出来てるほうだと思う。自動車整備士の資格をもってるし一応実務経験(ホンダマンでした)だってある。クルマの異常に気付くのは早い方だと思うし、超最低限の消耗品などの管理は行なっているつもり。

そういう管理が出来ないひとは、クルマの消耗部品を自分で選ぶのは避けたほうが良いかもしれない。ブリヂストンとかナンカンとか、そういう話ではなくて。継続的にクルマのことをお願いしている場所(人)にまかせるなり、意見を求める方が良いと思う。

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