スント5ざっくりレビュー|SUUNTO5

スント・スント5

ボディサイズ:スパルタントレーナーとほぼ同様

スントからニューモデル『SUUNTO 5(スント5)』が発表されました。超ざっくりしたレビューとしては、スパルタントレーナーリストHRと同サイズのボディ(ベゼル径46φ)に、スント9(BAROじゃないほう)の機能を詰め込んだ感じ。

スント9の機能とデザインに憧れつつも、ボディの大きさに躊躇していた方や女性の方には、良い選択肢だと思う。重量はスパルタントレーナーと同じく66グラムと軽量。ソフトなシリコン製ストラップで、着用感も良好なはず。

機能:スント9とほぼ同様

基本的な機能はほぼスント9と同様で、この手のGPSウォッチで出来ることは大体OKと考えて良い。

GPS(アメリカ)、GLONASS(ロシア)、GALILEO(欧州)、QZSS(みちびき・日本)対応に対応、バッテリーはベストモードで20時間、グッドモードで40時間と結構な長持ちっぷり。単なるスマートウォッチとして使えば7〜14日の連続使用が可能。ちなみにバッテリーはUSBから付属の専用ケーブルで充電。別売りながら、iPhoneなどの充電器でOKなので、わざわざ買う必要はないでしょう。

手首で心拍を測る光学式心拍計を内蔵し、より正確さを求める人はオプションの胸ベルトにも対応している。24時間のアクティビティ・睡眠レベルなどまで計測できるそうです。トライアスロンなどのマルチスポーツ対応で、スタート〜ストップの間にスポーツのカテゴリーを切り替えることが可能。防水性能は50m(ISO 6425準拠)なので、ダイビングでもしない限りOKですね。

スント9と異なるのはデジタルコンパスが非搭載なところと、タッチパネルではなくボタン操作のみなところ。正直どちらも全く問題ないかと思う。

ベゼルデザイン・カラーバリエーションが豊富

気になるお値段は43,000円(税別)で、スント9の半分とまではいかないものの、まあ随分と現実的な値段。発売から数ヶ月経った11月現在、ベゼルのカラーと本体/ストラップのカラーバリエーションが豊富に用意されており、個人的には上の写真のホワイト/ブラックのモデルが気になります。アマゾンなんかの実売価格だと、もう少し安くなっているようです。

私感

フルマラソン・ウルトラマラソン・制限時間15〜16時間くらいのトレイルなど、100キロを超えるようなウルトラトレイル以外だったら、スント5はベストなんじゃないでしょうか?

まず軽量コンパクトであること、もちろん必要な機能は全て入ってるし、無料でダウンロードできるSUUNTO APPを使えば、細かな設定も簡単だし、ストラバを使うことができます。

僕はスントのスパルタンウルトラ(既に発売終了)を愛用していますが、光学式心拍計は付いていないんですよね。今年の夏に頑張って走り込んでいる時は、心拍計が欲しいなーって思っていました。

シンプルなデザインは、普段使いでも使いやすそうです。

スント9は在庫調整セール

スント5の登場に合わせて、スント9(BAROじゃないほう)は在庫調整に入っているのか、公式オンラインストアで69,000円(税別)の20%オフということで55,200円(税別)で販売中。

スント5とは、12,000円くらいという微妙な差ですね〜。個人的な感覚だと女性や重量を気にする方はスント5、男性はスント9で良いんじゃないかと。ロングトレイルを目論む人は、どっちにしろスント9BAROが良いと思います。「20時間持てばいいやん」って思うかもしれませんが、iPhoneなんかと同様に充電池は劣化してくるものだし、寒かったり山の中だったり、バックライト使ったりすれば、全然早くにバッテリー切れますからね。(この記事は11/30に加筆しました)

スント・スント5

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