コーヒーを淹れたあとの『かす』を有効に使う方法はないのか?とふと考えました。というのも僕は1日にコーヒーを4〜5杯くらい飲んでいるので、その度に発生するコーヒーかすの処理をいつも面倒に感じているのです。コーヒーかすの処理が面倒で、つい最近にはコーヒープレスから金属製のペーパーフィルター式に変えたばかり。これで洗う行為自体は少し楽になったものの、都度出てくるコーヒーかす自体はもちろん変わりません。インスタントコーヒーに切り替えてみた頃もありましたが、結局は普通のコーヒーに戻りました。
コーヒーかすを肥料にするという話を以前に聞いた気がするので、ネット検索してみたところ、ただ単にコーヒーかすを土に混ぜるだけでは効果はなく、少しだけ時間をかけて醗酵させる必要があるとか、そのまま土に混ぜても逆に植物の生長を妨げるだけだそうです。ウチの全然育たないネギ栽培に使えると思ったのに残念。
ちなみに某大手コーヒーチェーンは、大量に出るコーヒーかすを集めて、牛の乳酸発酵飼料や野菜を育てるたい肥として再資源化しているそうです。回収は店舗に走ってきたトラックが本部に戻る「戻り便」で行うとう無駄のなさ。自分の好きなブランドがこういったリサイクル活動に取り組んでいるのは、自分のことのように誇らしい気持ちになりますね。こういった活動自体がブランディングになるということですな。
話は戻って、我が家のコーヒーかすの話ですが、とりあえずは防臭効果とやらに期待して、シューズロッカーやトイレの消臭材として使ってみようと思います。