
目的を明確化して、業務として取り組む
Instagramや他のSNSを使って、いろいろなお知らせを行なっている企業や販売店(飲食店)は多いと思います。
顧客との関係性を深め→購入/来店に繋げる、フォロワーを増やすことで、新規の見込み客を得る、商品やサービスの品質やこだわりを知ってもらう、そんな感じでスタートさせたことと思います。
そんな中、一定数の店舗/企業のアカウントでは、目的が明確化されていない不定期日記のような投稿、突然の(直前の)お知らせ、更新頻度にムラがありすぎるなど、個人のインスタグラムのような感じで、業務として取り組まれていないような印象を受けます。
既にとんでもない数のフォロワーがいる芸能人のアカウントであれば、それでも一定の効果はあるでしょう。情報を求めているファンがたくさんいるわけですから。しかし、私たちのアカウントの場合はそうじゃないのです。たくさんある情報の中で埋もれてしまわないように、価値のある情報を定期的に更新する必要があります。
ユーザーが求めていることを、定期的に配信
まずは、個人の日記のような発信を控えて、ユーザーが求めていることを発信しましょう。ユーザーとは既存客と見込客の2種類が存在しますので、常連さん向けの情報に偏ってしまうのも危険です。昔、手紙や感想文を書く(書かされる)場合に「相手の顔を思い浮かべて書きましょう」的なことを習ったような気がするんですが、それは手紙の場合であり、SNSやWEBサイトの場合、まだ会ったことのない新規顧客(見込客)に向けて発信するように心がけましょう。
WEBの世界には、いや現実の社会にも、一発逆転なんて、夢のようなことはありません。ユーザーが知りたいこと、ためになること、専門家ならではの情報を、毎日コツコツと計画的に積み重ねるしかないのです。
例えば、こんなネタがあります。
- 商品紹介
- 商品が実際に使われている風景
- 商品を使う際に間違いやすいこと
- 商品を使う際に気にしていくと効果的なこと
- 基本的な商品の使い方
- 裏技的な商品の使い方
- 店舗までのアクセスや営業時間
見やすさ、分かりやすさ、それなりの機材も必要
インスタグラムに限らず、写真(映像)の見やすさは非常に大切です。カメラやスマートフォンは新しいものを使い、見せたいものを強調しやすい、最新のスマホのボケ機能なども有効活用すべきでしょう。世界観が統一されていることも大切です。
複数の写真をスワイプしながら順番に見ることができるインスタグラムの機能も便利です。この機能では、コマ送りのように時間軸を作ることができますので、取り扱い説明のような使い方や、店舗までのアクセスを、実際の目線で写真を撮ってサポートすることも出来ます。日々アップデートが繰り返されるインスタグラムでは、かなりのことが出来てしまいます。しかも無料です。でも、見てもらえるかは使い方次第です。
日々の積み重ねが大事
とにかく、はじめから大きな成果を狙うのではなく、日々を積み重ねることでいずれ大きな成果につながる可能性が出てくることを理解しましょう。これはインターネットに限らず、日常業務にも言えることではないでしょうか。地道な積み重ねと、定期的な進度の確認、それを繰り返すのみです。そのためには、シンプルな効率的な仕組みづくりが大切です。難しいならアウトソーシングですね。