道幅が狭かったり、ちょっとした坂道が多かったり、移動距離自体はそれほど多くなかったり、そんな土地に住んでいる訳ですが、ここ最近のイベントで見かけることの多い『トレック・ヴァーブ プラス 2 ローステップ』が、足代わりとしてはベストなんじゃないかと思うようになりました。
トレック・ヴァーブ プラス 2は、トレックのいわゆるe-bike(電動アシスト自転車)です。パワーユニットはボッシュの最新版で1回の充電で約100キロをアシストします。左手側のコントローラーによってアシストモードを4段階に切り替えることが出来るのは、よりスポーツ性が強いMTBタイプのe-bikeと同様です。
電動アシストが付いても、自転車は自転車ですから、乗り物としての気軽さは変わりません。もちろん道路を走る上で、クルマや歩行者との共存、交通ルールの厳守は当然ですが、クルマやオートバイと比べると、渋滞知らずなこと、時間貸しの駐車スペースの数やコストの手軽さは結構なメリットだと思います。
クロスバイクとしては幅広なタイヤと前後フルフェンダー、そして油圧ディスクブレーキ付きなので、路面が濡れていても躊躇なく出かけることが出来ます。前後のLEDライトもメインバッテリーから給電される仕組みなので、充電を忘れることがないのも地味に良いですね。バッテリーはキーひとつで取り外すことが出来るので、2階に玄関がある我が家のレイアウトだと自転車本体はクルマのところに置きつつ、バッテリーだけを持って上がるという使い方が良さそうです。
トレック・ヴァーブプラス2には、一般的なクロスバイクのようにトップチューブのあるものと、写真のローステップと呼ばれるトップチューブレスがあります。個人的には、トップチューブありでも問題なく跨ぐことができますが、家族と共用することを考えるとローステップのほうが良さそうです。あとは、スーパーの買い物袋に使っているパタゴニアのブラックホール・ギアトートがリアキャリアに簡単に装着できると完璧ですね。
