
Topo Athletic (トポ・アスレチック)知ってる?

Topo(トポ) Athleticは、ビブラムで5指シューズなどを手がけたトニー・ポストさんが2013年に立ち上げたアメリカンブランド、個人的には去年くらいに知りました。きっと良いんだろうけど地味というか、今のところ日本では大流行の兆しは感じられません。でも、HOKAやonのように、数年後はナウいブランドになっているかもしれません。日本の代理店はアルコインターナショナルで、最近やたらと目にするHydro Flaskや、リカバリーサンダルのOOFOS、キャップのciele、ソックスのfeeturesなんかを取り扱っているみたいです。
まあ、そんなことより大事なのは、TOPOのシューズに共通する3つのコンセプトです。
- 足先の幅を広めにしてストレスを減らす「ROOMY TOE BOX」
- 0/3/5ミリ(モデルによる)の「LOW DROP」
- 縫い目を減らしたり軽量素材を使う「LIGHT WEIGHT」
足本来のパフォーマンスを発揮させることを重視しており、どことなく同じアメリカンブランドのアルトラに近いコンセプトに感じます。無駄な装飾的なものが無いシンプルなデザインも個人的には好印象です。
僕はランニングシューズに関して、ひたすら同じものをリピートする派でして、次に履くロードシューズも、同じアルトラ・エスカランテ(の現行モデル)にしようと思っていましたのですが、なかなか強気なお値段に怯んでいたところに「Amazonで激安だったTOPOが調子良いよ」と友人が言ってたので、初めてTOPOを買ってみました。というわけです。(この記事を書き始めたのは2020年秋頃です)
海外のレビューサイトでクチコミをチェック

誰でもそうだと思いますが、安物買いの銭失いにはなりたくありません。まずはレビューをチェックします。サイズ感も知りたいところ。しかし、悲しいかな日本語のレビューは皆無。検索して出てくるのは、ショッピングサイトばかり。そこで参考にしたのは、以前紹介したRunRepeat.comです。



メーカーのWEBサイトより詳細なスペック、ユーザーの写真付きレビューまで、しっかり載っています。

僕が狙いを定めた「Fli-Lyte 3」は大方好評で、サイズ感に関しては80%弱の人がサイズ通りと回答、むき出しのEVAフォームに関して摩耗が気になるなどの声も目立ちます。ちなみに英語サイトなんですが、Chromeの翻訳機能を使いつつ、意味不明なところはDeepLを使えば意味は理解できますよ。Amazonなどと異なり製品レビューとは関係のない的外れなコメントがないのが専門サイトの素晴らしさですね。
15キロほど走ってみました。
足入れした印象は、かかとの収まりが非常に良く、アーチも程よくサポートされています。僕の足は幅は普通くらい甲は低めですが、全体的にフィット感が良い印象です。サイズ感としては、どこかが当たっている感じはありませんが、ほんの少し小さいかも?といったところ。他社の多くと同じ27.5cm(US9.5)を選びましたが、ここまでフィット感が良いのなら1サイズ上げても問題ないかもしれません。
15キロのジョギング1回では、前述のサイズに関する微かな違和感は特に問題なし。アルトラエスカランテ比較だと、つま先側のソールが少し薄く感じられました。スペックを見ると実際2〜3ミリ薄いようです。このあたりは、いま履いているシューズや、その人のペースによっても印象は大きく変わるでしょう。もう数回履けば忘れてしまえる程度な気がします。
まとめ
特にオチもなく、まとめます。トポ・フライライト3は、サブ4〜5位のフルマラソン、日常的なジョグに最適なシューズのひとつだと思います。
足型も海外ブランドにしては、ゆとりのある作りで、日本人にも向いているのではないでしょうか。個人的には踵の収まりの良さが印象的で、同社のトレイルランニングシューズが同じように優れたフィット感であれば、試してみたいですね。