仙元山トレイルクラブに見る『変えないこと』の大切さ

こっちに引っ越してきてから、近所の友人が増えた。都内に住んでいたときなんてマンションの隣の人の顔も名前も知らなかったのに。そんな友人達が2017年の秋に始めた水曜日のモーニングランの話です。

『仙元山トレイルクラブ』名前にクラブと付いているけど、いわゆるランニングクラブのようなクラブ感は皆無で、会費も何の縛りもない。それどころか、スタートして2年が経過した現在でもユニフォームはおろかロゴさえもない(笑)良く言えば自由な大人達の集まり。

仙元山トレイルクラブの面白いところは、とにかく毎週変わらず『仙元山モーニングラン』を繰り返していること。毎週水曜日の朝6時に同じ交差点に集まって、基本的に約7キロの同じトレイルを走る。決まっているのはそれだけ。言い出しっぺであるリーダー的な友人が不在のときでも変わることはない。雨が本降りのときは流石に中止するけど、すでに2年強が経過し回数は100を超えている。

僕は、この『変えないこと』というのが、コミュニティに関わらず店舗でも非常に大事な要素だと思ってて、特に店舗の場合は、認知されるまでの数年間は営業時間や店休日をコロコロ変えるべきではないと思うんですよね。

今はネットやSNSで簡単に情報発信できるとはいえ、自分達が思っているほど、お客さんはその情報を見ている訳ではないし、わざわざ出かけたのに臨時休業だったときの失望感(人によっては怒りに変わります)といったら。

まあとにかく、そんなことも関係してるのかしてないのか分かりませんが、仙元山トレイルクラブは確実にメンバーを増やしていき、先週も20名近いメンバーで賑わっていました。

仙元山トレイルクラブ

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