プリウス20型に乗り換えて初めての冬を迎えようとしています。昨日は1月並の冷え込みだったそうで、夜にプリウス動かそうと思ったら、フロントガラスが曇りまくってました。普段通りデフロスターに切り替えて、曇りが取れるのを待ってたのですが…、コレが全然ダメなのです。結局はティッシュで内側を拭き取って走り始めました。
どうやら、プリウスはアイドリングストップするクルマなので水温が上がりにくく、その結果として暖房が効き難いとかなんとか。そういったレビューがネットで多く見受けられました。でも暖気の間は、まったく色気のない大きなエンジン音がしてますけどね。
アイドリングストップしてる時用に、通常のウォーターポンプとは別に、暖房のために冷却水を循環させる電動ポンプも搭載しているとかなんとか。アクアの寒冷地仕様には排気熱回収器という冷却水を排気の熱で温める機構が付いているとかなんとか。そうえいば以前30型のプリウスに乗っていた父が、プリウスは暖房でも燃費が下がると言ってたのを思い出しました。
またプリウスPHVには、ヒートポンプ式と言われるヒーターが搭載されているそうで、これは初めて聞くメカニズムで、正直イマイチ理解できてないのですが、エコキュートという給油システム(聞いたことあり)で使われてるシステムらしく、違うかもしれないけどクルマのエアコンの冷媒を圧縮した際に生じた熱(冷房の場合はそれをコンデンサーで冷却)を利用しているっぽい。この仕組みであれば、水温上昇を待つ必要なくすぐに温風が出てきますね。
デメリットと言えばコンプレッサーを作動させる電力。通常のエンジンであれば冷却水の熱を利用するので、暖房だけであればコンプレッサーを作動させる必要はないのですが、しかし暖房を効かせるために燃料を使う必要がない。ということは燃費にも良い影響?実際のところどっちなんでしょう?
ここで思ったのが、僕が最近欲しがってるEV(電気自動車)は暖房問題は大変っぽいということです。日産リーフにはシートヒーターが採用されています。エンジンの熱を利用することが出来ないリーフの場合、電熱器による送風では限られた電気を使う効率が悪いので、シートヒーターで直接身体を温めようという作戦なんでしょうか。ネットのレビューでも暖房は効かないとのクチコミが目につきました。構造上仕方ないとはいえ、なかなか辛いものがありますね。テスラあたりは大丈夫なのかしら?
とりあえずは、暖房はともかくとして(外より寒くないのは確か)、フロントガラスの曇り問題。熱線的な部品を四隅に付けるとか未確認情報もありますが、とりあえずシンプルにガラスを拭きやすい給水性の高いタオルを用意しておこうと思います。シンプルイズベスト!