RACERS(レーサーズ) AHM CB750Fがヤバかった

雑誌 RACERS

つい最近、Amazonから届いた『RACERS Vol.33 AHM CB750F』がヤバい。僕のオートバイの興味は公道を走ることのできない「レーサー」に集中しているので、これまでCB750Fには全く興味がなかったのだが、RACERS『Vol.10 RVF Part1』の巻末に数ページだけ紹介されていた、デイトナを走ったVF750Fインターセプターの記事を読んで以来、同じデイトナを走ったCB750F号が気になって気になって、随分長いこと迷った挙げ句に購入してしまった。(まあ1,000円くらいなんですが、最近は全く衝動買いをしないのですよ)

そして、単なる市販車の改造車だと思っていたAMAのCB750Fは、とんでもないレベルの究極の改造車だと知りました。空冷のCBに、自分が見たことのない構造のパーツが付いているなんて思いもしなかったし、このCB750Fを作り上げたRSC(HRCの前身)とアメホンは当然のことながら、この雑誌を作った人達の情熱がハンパないなと思ったのでした。いやホントに。

雑誌不況という言葉を耳にするようになって随分経つし、自分もめっきり本を買わなくなりました。単なる情報は、ネットで調べれば得られる時代だし、ここ数年で2度の引っ越しを経験して以来、これ以上モノを増やしたくないと思っていること、自己啓発系の本で得た他人の経験や知識、それで得られる満足感は無駄だと実感していること、そして現実的に近所に書店がないことなどなど、自分の書籍離れの理由は色々あるけど、趣味であったり、芸術であったり、その人にとって本当に価値のあるモノだったら、お金を出すもんだなと。あらためて思います。

面白いのは、このRACERS誌に関して、僕は発売日のタイミングで買うことは殆どありません。今回のCB750F号は2015年発売だったようです。雑誌屋さんにとっては、ひょっとしたら微妙な買い方かもしれませんが、欲しくなったタイミングで簡単に手に入る便利な時代になりました。ちなみに、この写真の倍以上は持っていて、83NS、84NSR、85NSR、88-89NSR、ビッグバンNSR、初代RC211V、初代YZR-M1、オートマCR、NR500、ELF前編後編、KX、原田哲也のアプリリア、NSR500V、VTR1000SPW、RVF前編、89頃のGP別冊、83のGP別冊などなど。もっと持ってるはず。

4輪のF1の『GP-CAR Story』も何冊か持ってます。レイトンハウス・マーチ・ジャッドとか、ロータス99TにマクラーレンMP4/7ホンダとか、カモノハシみたいなノーズのフェラーリとか。もともとネタが古いので、今更何円か経っても関係なく何度でも目を通すことが出来ます。まあ自分にとっての青春みたいな感じですかね。

雑誌 RACERS

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