初代プリウスPHVはイマイチ中途半端と感じた件

初代プリウスPHV

今乗ってるプリウスをカーセンサーのWEBサイトで探してるときに、3代目のプリウスとプリウスPHVも一緒に検索していました。初代プリウスPHVはカタチが同じ3代目プリウスより若干安い感じで、どちらにしても予算オーバーでしたので、それ以上は考えませんでしたが、最近になってEVに興味が出てきて色々と物知りになると、初代のプリウスPHVは微妙に中途半端というか、実際の使い勝手が悪く、PHVであるメリットを活かしにくいクルマだったことを知りました。

PHVとはプラグインハイブリッドビークルの略で、ざっくり言うと外部充電できるハイブリッドカーです。大きめの電池を搭載したハイブリッドカーで、基本的には電気で走行しつつ、電気がなくなればエンジンも併用します。三菱ではPHEVと呼んでいますが同じです。

ひとつめは、1回の充電で走れる距離が30キロ弱であること。年間1万キロ未満の家庭が多いということは、1日の走行距離は30キロ未満で良いというのが、この数値に落ち着いた理由らしく、重たく高価な電池を小さくしたいということで、そうなったらしいです。そのデータは間違ってはいないんだろうけど、30キロ未満って何かいまひとつ盛り上がらないというか、たった30キロって思いますよねぇ。現行モデルはバッテリーの容量が倍になったらしく、航続距離も60キロくらいらしい走るっぽいです。三菱のアウトランダーPHVも65キロくらいとのこと。

ふたつめが、普通の100Vで充電できないこと。これに関しては、100Vでも出来るんだけど工事か何かが必要という情報もありで、これ以上調べる理由もないので、イマイチ分からないんだけど、とにかく初代PHVは一般家庭でそのまま充電は出来ないらしい。

充電ケーブルが100V用と200Vの2種類があって新車購入時に選ぶという未確認情報あり。中古車でもケーブルを買えばOKということ?そして初期型のPHEVは急速充電には非対応らしい。

現行モデルに関しては普通の100Vコンセントで充電できるけど14時間かかるそうで、結局何万円かかけて専用コンセント(200V)の工事をやるほうが現実的らしい。サービスエリアにあるような急速充電器だと約20分で80%まで充電(家庭の200Vだと2時間20分で満充電)できるっぽいです。ただし急速充電対応はメーカーオプションらしいので、中古車の場合は要確認。

なんだか中途半端間を感じるPHVですが、現実的な選択肢であることも確か。少なくとも我が家の使い方であれば、1日に60キロも走ることなんて、年に数回しかないわけですが、電欠で完全にストップしてしまうEVと比べるとPHVの精神的安心感は大きいと思われます。家庭の100Vで14時間と言っても、平日の昼間なんて、ほとんど動かしてないわけで、それプラス夜間と考えれば充分ですからね。以上が僕が趣味で調べた事件の真相です。

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