耕運機

人生で初めて耕運機を動かしました。見るとやるのでは大違いで、路面の硬さが所々で違うため、まっすぐに進めるだけでも難しい。わずか1時間半程度のお手伝いでしたが、無理矢理まっすぐに進ませようとしていたからでしょう、両腕がパンパンで、もう2日経ったというのにまだ筋肉痛が残っています。

ホンダの耕運機「こまめ」の存在は、ずっと前から知ってはいたけど、使ったのは初めて。知りたがりなんで調べてみるとエンジンは57ccのOHVエンジン。1.5〜2psを4,000rpmで発生して、燃料タンクは0.67Lで、普通のガソリン満タンで約2時間の運用が可能とのこと。価格は10万円くらい。

ホンダの耕運機にはバリエーションがあって、より大型のものもあれば、カセットコンロのカートリッジ(LGガス)で動く小型の「ピアンタ」というモデルもある。LGガスを燃料とするタクシーの場合、おそらく燃料コストの安さを狙っての採用だと思われるけど、この耕運機の場合は、市販のカセットを使うために燃料コストは高くなるはずで、それよりもガソリンを使わない手軽さ(燃料漏れなど)や、排ガスが比較的クリーンであることを狙ってのものだと思う。

ちなみにエンジンはOHVで、その理由を想像すると、この回転域であればOHCにするメリットがない上に、OHVのほうがコスト&メンテナンス性に優れるということなんだろうか。僕がハタチくらいの頃、初めて動くエンジンを分解した頃には既にOHCの時代になっていたので、OHVのほうがメンテナンス性が〜という件は、なんともわからない。コストも上にあるか下にあるかだけのような気がするし、チェーンやベルトより棒のほうが安くて長持ちしそうな気はするけど、どうなんだろう?ホンダの場合、発電機はOHCだった(わざわざ調べた)ので、やはり使い分けてるということは、なにかメリットがあるのだろう。おもしろいな。

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