信越五岳トレイルランニングレース 2024|序盤46キロでDNF

縦長の写真の左右に生成塗りつぶしをやってみた。便利なシーンもあるけど全然ダメね。

この記事に攻略法やコース情報など有益な情報は全く出てきませんのでご了承ください

二度目の100マイルチャレンジは、昨年と同じ信越五岳トレイルランニングレース。結果から言うとアパの手前の山に入るところ、関川沿いから右に曲がって神社の石段を登り始めるところ、妙高の蔵々(ぞぞ?)で辞めた。距離にして約46キロ、まだまだ序盤であり、脚も身体も限界ではなかったもののアパの制限時間まで1時間を切っており、またもや現実的に間に合わないと分かっているのに石段を登って山の中に入る気持ちが無くなってしまった。正しくは石段まで行ったところで少し考えて、誘導スタッフのいる舗装路まで引き返した。誘導リーダーの方に、ここでDNFして良いか確認してクルーに連絡をしてクルマで迎えにきてもらった。チップのついたほうのゼッケンを回収され、僕の2度目の100マイルチャレンジが終わった。3回目があるのかは、今のところわからない。

3月4月は量的には悪くはないが内容的にはイマイチだったと思う。5月に入り更に量を増やした。具体的には月間300〜350キロペースだったのを400キロ目標に増やした。この頃に坂練の下りでシンスプリントに違和感を覚えたが、完全に休むことも怖いので、坂練とインターバルを一度止め、ジョグの量も減らした。結局6月の序盤に「これは休んだほうが良い」と感じるようになった。

それから治療に通うものの状態は全く良くならず、6月が終わる頃には焦りというより諦めモードに入っていた気がする。6月の走行距離は約170キロで10日以降マトモに走れていない。7月初めに友人の紹介で高輪の今野治療院さんを受診して、シンスプリントの症状が一気に好転した。約10日後のオンタケ100Kはとりあえず完走。走っているときに痛みは無かったが、翌日から再発してしまった。でも7月はプライベートで忙しいタイミングで実家の福岡に1週間ほど滞在したり、走れないことが苦にならない日々を過ごしていた。

8月は累積標高を稼ぐことをテーマにした。約1年ぶりに累積標高は10,000mを超えた。距離は約150キロで、ランニングというよりウォーキング(ハイキング)な感じ。9月はジョグを数回程度で本番に臨んだ。

自分でも苦戦することは分かっていた。昨年と気持ちも練習量も全く違う。オンタケでも登れないし下れない自分を思い知った。この状態で現地に行くことに意味があるのか?(ないでしょ)と考えたりもした。それでも、諦めずに粘ることをテーマにスタートした。

結果は粘る前にスピードが全く足りておらず、序盤のアパでタイムアウト(正確にはアパに行っていない)という屈辱の結果。あらためて自分がやりたいことと、今の自分のレベルの違い、準備段階でつまずいたことを理由にして出来ることすらやってこなかった自分を思い知ることになった。

本番前には、思い通りにいかないことで些細なことでストレスを感じていたし、もうランニング大会に出ることは終わりにしたいとか、100マイルはダメだったけど100キロは何度かフィニッシュしてるんだから良いでしょ。なんて言ってたけど、やりきっていない状態で諦めることは自分が納得できない、たとえ信越五岳100マイルのフィニッシャーになれなくても、終わるのはココじゃない気がする。

まあ、失敗することで学ぶこともたくさんあると思うわけで、こうすると失敗するという経験を積み重ねることができた。また走ることやキツイことを楽しめるようになってきたら、その時が次のチャレンジへのスタートなんだと思う。

最後に、こんなポンコツをサポートしてくれるクルーに本当に感謝している。

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